2002年6月

試みること・・・

6月30日（日）

電球色から昼光色に換えた。
夜の部屋は白くなった。

6月27日（木）

部屋には青い衣の絵と、現実があった・・・

6月24日（月）

今日の一枚。

6月23日（日）

古くなったUltramarine。
Bocelliが歌う『Caruso』。

6月22日（土）

熱帯植物館のドーム。
淡い陽光に満ちた空間で、感覚は過去へ流れゆく・・・

水辺の椅子、ダイオウヤシ、カトレア。

6月20日（木）

荒れた大地の丘で、男は遠くを見ていた。
蒼く渇いた空、大勢の仲間と共に。
その国の子供たちは、哀しみを心で知っている。

6月19日（水）

晴れた空の明るさに、あらためて気づいた。
一本の線は陰影となって、すべてを浮き上がらせる・・・

6月18日（火）

太陽と月の眼をもつ鷹。
何処の空を巡り、地上を見下ろしているのだろうか。

書記座像、アマルナのトルソー、シャンポリオン。

6月17日（月）

回転する楕円の中心線。

6月16日（日）

画面は暗くなり、音だけが残った。
壊れてしまったテレヴィジョン・・・

ボッロメオ島の店、ヒラルダの塔。

6月14日（金）

青い波が、街を歩き回っていた。
チェレンコフ光、エッシャーの曲線。

別のものでは置き換えられない本質・・・

6月12日（水）

白い建物、光の焦点。

6月9日（日）

丸いテーブルの上にある３つの容器。
水を注いだコップ、緑茶の湯呑み、そして珈琲カップ。
マーラー５番第４楽章。

6月8日（土）

今日の言葉。

6月7日（金）

スペインから、白いカップが届いた。
鮎の香気・・・

6月4日（火）

水平線、エラトステネス。

6月2日（日）

五千年の時を生きる、Methuselahと名づけられた木。
何を語ってくれるのだろう・・・

6月1日（土）

マルセル・マルソーの沈黙、そして違和感・・・