過去の日々 > 2003年9月

9月30日（火） オルセー、ロダン美術館。 モンパルナスを歩き、辿り着いたRue Hippolyte Maindronに、ジャコメッティが生きた場末の風景は、もうなかった・・・ 9月29日（月） ノートルダムの塔から眺めた朝のパリ。 モロー美術館、モンマルトル、夜のルーヴル。 9月28日（日） 中世美術館、円型展示室に掛けられた六連のタピスリ『貴婦人と一角獣』。それは別世界の織物だった。 ルーヴル、凱旋門から見たエッフェル塔、ポンピドゥーの近代美術館。 ジャコメッティの油絵、画布の向こうに不動の姿勢で座っている矢内原がいた。 9月27日（土） ルーヴル美術館という迷宮を歩いた。 オルセー、カリエールの画集。 37 rue Descartes、白い６階建てのアパートの壁に、プレートは確かに在った。その時はじめて、パリに来たと感じた・・・ 9月26日（金） スペインとフランスの国境Irun、乗換えたパリへ向かう高速列車。 薄明るくなった空の下に、海が見えた。 Paris、セーヌ川、Sennelierで筆を買う。 9月25日（木） Madrid、プラドな一日、夜行列車。 9月24日（水） Toledo、外側から見渡したトレドの町。 「この風景を見るために、スペインへ来ました」と旅人は言った。 9月23日（火） Madorid プラド美術館、ティッセン美術館、フラメンコ。 VelazquesでもGoyaでもなく、El Grecoに惹かれた・・・ 9月22日（月） Madrid、Picasso『Guernica』 佇む人々、闇と照明が交錯する午前零時のマヨール広場。 9月21日（日） Sitges 午後5時頃、雲の向こうから光が溢れ、海は淡い青に染まった。 靴を脱ぎ、波に濡れた砂浜をゆったり歩いた・・・ 9月20日（土） Barcelona バトリョ邸、曲線、モザイク、螺旋・・・ グエイ邸、モンジュイックの丘からグエル公園、 そしてサグラダ・ファミリア聖堂へ。 歌声が響く、レイアール広場の夜。 9月19日（金） Barcelona、ピカソ美術館、王の広場、夜の火祭り。 9月18日（木） Avignon、Villene-les-Avignon、プティ・パレ美術館。 9月17日（水） Arles 重く冷たい闇、出口の見えない地下回廊。 失われた橋とともに、Goghの風景も消えたのだろうか・・・ 午後の陽射しが揺れる、サン・トロフィーム教会の中庭。 二本だけ残された柱が天空を支える古代劇場。 ローヌ川、岸辺のベンチ。 9月16日（火） 朝の海辺に座り、まだ暗い色の海を見ていた。 Avignon、アングラドン美術館、サン・ベネゼ橋。 Arles、静かに現れた円形闘技場、ローマ遺跡が横たわる町・・・ 9月15日（月） Nice，Cagnes-sur-Mer わずかな時間歩いたRenoirの暮らした庭。 マティス美術館、夕刻のMonaco。 9月14日（日） Nice、トライアスロン競技の男達が海岸線を走り抜ける。 城跡の丘から見下ろした、地中海の青。 9月13日（土） Genova 小さな美術館 Raccolte Frugoneの庭から眺めた夕暮れの海。 9月12日（金） 穏やかな午後、Firenzeを離れGenovaへ。 丘の上のテラスから、港の夜景。 9月11日（木） 倒れた画架、二冊のRaffaello。 9月4日（木） rosa fredda 9月2日（火） La velata

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