6月30日（火）

急いで走る猫を、追い抜こうとしても仕方ない。

6月29日（月）

メロンパンとサンライズ、鈴木其一の向日葵。
「なぜ、世人は花を眺めるだけに止めておくだろうか」（牧野富太郎）

6月28日（日）

絵具層の疎密は光の波動、精神の物質化。

6月25日（木）

映画館で登る劔岳、Cartiera F. Amatruda。

6月24日（水）

アンティークの鍵、取り寄せ猫の巻。

6月23日（火）

鬼平先生のフランス旅行。
真夜中と朝のあいだ、午前三時半…

6月22日（月）

絵画という鉱石。

6月21日（日）

窓を通して世界を見せるような…

6月20日（土）

新たな収納ボックスに小さなキャンバスを詰め込む。

6月18日（木）

感動するのは、そこに真実の如きものが在るから…

6月17日（火）

大鐘餅、富士山静岡空港、湖龍斎、リルケ（森有正訳）『フィレンツェだより』

6月12日（金）

『Scientific Examination for the Investigation of Paintings』届く。
黄熟した梅を漬ける、塩梅は18％。

6月11日（木）

研磨パッド、compound、煮卵、楕円と双曲線。

6月10日（水）

あぶら特集、出前品運搬機、白檀の香り、Mumintrollet。

6月9日（火）

市場で南高梅2Lを5kg。
雑誌付録の原寸大、ラファエロ『大公の聖母』、こんなに大きかったかなと記憶を泳ぐ…

6月7日（日）

《「信じられるのは、それぞれの人が、それぞれの辛さを背負って、深い河で祈っているこの光景です」と、美津子の心の口調はいつの間にか祈りの調子に変わっている。「その人たちを包んで、河が流れていることです。人間の河。人間の深い河の悲しみ。そのなかにわたくしもまじっています」》（遠藤周作『深い河』）

6月5日（金）

本枯節、雄節と雌節の一対が届く。
砥石の面が歪んでいれば、刃はまっすぐ研げない。

6月3日（水）

先に見るべきところを確かめよ。

6月2日（火）

押し花のレクイエム。

6月1日（月）

基本的に後戻りせぬこと…