或る猫　「数学者になりたいのです。どうか私を人間にしてくれませんか？」
神さま　「だめじゃ」
或る猫　「ニャンと！　あっさり却下しないでください（怒）」
神さま　「本気なのかね」
或る猫　「もちろんです」
神さま　「猫でも数学書くらい読めるだろ？」
或る猫　「…ええ、まあ」
神さま　「猫でもキーボードで論文を書けるだろ？」
或る猫　「…それもそうですが」
神さま　「本気なら、今でもできることがたくさんあるはずじゃ。それをやらず人間になったとて、何も変わらんよ」
或る猫　「はあ…、猫事を尽くして天命を待つ…ですね（涙）」